兵庫県知事はなぜ辞めない?リコールはできないの?

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パワハラ疑惑など問題山積みの兵庫県の斉藤元彦知事。

これだけの問題を抱えながらも辞職を否定し続けています。

なぜ辞めない?

リコールはできないの?

など、疑問を感じている方は多いでしょう。

そこで今回は以下についてリサーチしてみました。

  • 兵庫県知事はなぜ辞めないのか
  • リコールはできないのか

ネット上にある有力な説をまとめましたので見ていきましょう!

目次

兵庫県知事はなぜ辞めない?

さまざまな問題が明るみになったことで早々に辞職すると予想されていましたが、辞めない姿勢を貫いている知事。

ネットの声

これだけ叩かれたら、辞めざるを得ない感じがしますが…

辞職を拒む理由は何なのでしょうか。

調べてみると、以下の説が有力であることがわかりました。

①お金のため

知事の年収は1700万円と言われています。

世間から批判されまくっているとは言え、この高収入を手放すのは惜しい…

さらに注目されているのは退職金です。

退職金はなんと2000万円!

任期満了は2025年7月となっているため、

なんとか来年の7月まで耐えて退職金をもらおうとしているのでは?

と勘繰る人もいるようです。

ネットの声

確かに今の状況だと再就職は難しそう。
退職金だけでももらっておこう!ということか…?

②知事の地位にこだわりがあるから

週刊文春2024年8月1日号は、彼が知事に出馬した際の様子を以下のように報じています。

「知事になりたい」の一点張りだった

「知事になって〇〇をしたい」というよりも、とにかく知事のポストに執着している印象だったそうです。

実は彼の名前は、

元兵庫県知事の「金井元彦」さんからとったもの

と、ご本人が明かしています。

ネットの声

生まれる前から、このポストを期待されていたとしたら…
どんなことがあっても辞められないのかも。

③次のステップへの野望があるから

2024年8月27日のAERA dot.の記事では、元宮崎県知事の東国原英夫さんが、こんな意見を述べていました。

彼が辞めないのは、何か野望があるからでは?

いま辞めてしまったら、疑惑とされている内容を全て認めたことになる。

そうしたら、政治家としての未来はかなり厳しくなりますよね。

疑惑を疑惑のままにしておくために、ぐっと堪えているのか…

④深刻な政治的問題をぼやかすため

東国原さんは、さらにこんな意見も仰っています。

元西播磨県民局長の男性の作成文書をめぐる「公益通報者保護法違反」という問題をぼやかすためではないか

パワハラ問題なども許しがたいものではありますが、こちらは法的な問題にもなり得る深刻な案件です。

男性は知事の不祥事に対する告発を取り合ってもらえず、最終的に自死を選ぶという最悪の結果となりました。

知事はこの問題を遠ざけてパワハラ問題にスポットが当たるようにダラダラ辞めずにいる

という意見もあるようです。

⑤ナルシストだから

次々に明らかになるエピソードを見ると、自己愛が強い方であることがわかります。

  • SNSの写真はいつもカメラ目線
  • 商品紹介写真では、物より知事にピントが合っている
  • 髪型チェックに1時間もかかる

「はばタンPay+」のポスターに自分の写真が入っていないことに激怒した話も衝撃だった!

ナルシストは、

  • 周りより自分を優先する
  • いつも自分が正しいと思いこむ

このような傾向があるそうです。

どんなに世間から批判を受けても、自分は正しいと思い続けている可能性はありますね。

リコールはできないの?

ここまで、知事が辞めない理由を見てきましたが、

でも、リコールされたら辞めざるを得ないよね?

リコールはできないの?

と思う方は多いでしょう。

兵庫県民に対して、

早くリコールすべき!

という意見も見られます。

リコールとは、任期中の首長を住民が強制的に辞めさせられる制度です。

ぜひ発動させて!と思う方は多いようですが、実際はそう簡単ではないようです。

この問題について見ていきましょう。

リコール請求はかなり難しい

ネットの声

辞めないっていうなら、住民たちの手で辞めさせることはできないの?

ところがこの制度、なかなか厄介なものなのだそうです。

成立させるためには、有権者からの署名が必要になります。

まず問題は、必要な署名数が多いこと。

有権者総数の3分の1以上が必要

と定められています。

  • 兵庫県の有権者数:約450万
  • 必要な署名数:150万人以上

150万人以上の署名を集めるのは、ちょっと現実的ではないですね…。

愛知県知事に対するリコールの時には、著名人が署名を呼び掛けるなど大規模な署名運動が起こりましたが、

それでも署名の数は集まりませんでした。

しかも、ただサインをすれば良いという簡単なものでもありません。

  • 日付
  • 名前
  • 生年月日
  • 住所
  • 捺印

このような内容が必要になります。

さらに署名は選挙管理委員会が1つずつ住民票と照合しながら確認作業を行います。

・誤った内容
・誤字脱字
・捺印の漏れ

このような署名は無効になります。

雑に書かれた読めない字なども無効扱いされるのだとか。

きっちりチェックされるのですね。

これまでリコールで集まった署名のうち、なんと25%以上が無効と判断されたそうです。

愛知県の大村知事の時には、似た筆跡の署名がいくつも見つかり問題になりましたね。

リコールのルールが厳しく定められている理由

住民が立ち上がり、知事にふさわしくない人物を辞めさせられるリコール制度。

ネットの声

住民のための素晴らしい制度なのに、こんなにハードルが高いんじゃ意味がない…

この制度が厳格に定められているのには、理由がありました。

議会の多数派が、気に食わない首長を辞職に追い込むのを避けるため

簡単にリコールできてしまうと、議会の多数派が少数派(反対派)の力を押さえつけられてしまう。

この可能性を防ぎ健全な地方政治が行われるために、厳しいルールが決められているそうです。

きちんとルールを守ってリコールする重要性はわかりましたが、
それが斉藤知事が辞めず居座っている要因になってしまっているのですね…

まとめ

今回は兵庫県知事はなぜ辞めないのか、リコールはできないのはどうしてかについて調べてみました。

  • お金のため
  • 知事の地位に執着しているため
  • 政治家として次の野望があるから
  • 政治問題をうやむやにするため
  • ナルシストだから

辞めない理由としてこのような意見が見られました。

またリコールについても、簡単にできるものではないこともわかりました。

今後の動きを注意深く見守りたいと思います。

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