日本でも大人気の長寿アニメ、スポンジボブ。
コミカルで面白いアニメではありますが、
狂気じみてて頭おかしい?
という意見も。
教育に悪いと言われるアニメなのに、なぜかNHKで放送されてるんですよね。
そこで今回の記事では、
- スポンジボブが狂気じみてて頭おかしい?
- 教育に悪いのになぜNHKで放送されている?
この2つのテーマでお話したいと思います。
スポンジボブが狂気じみてて頭おかしい?
「笑いと恐怖は紙一重」なんて言われることがありますが、スポンジボブはまさにそれ。
笑いながらゾッとしてしまうことがあります。
- 狂気じみてる
- 頭おかしい
などと言われる要素を集めてみました。
登場キャラがみんな狂っている
特定のキャラだけがぶっ飛んでいるアニメはありますが、
本作は登場する全員が狂っています。
頭おかしいと言われるのもわかる!
- とにかくポジティブで純粋なボブ
- 間抜けすぎるパトリック
- あらゆるものが嫌いなイカルド
- 金にしか興味がないカーニーさん
- ただただ悪いプランクトン
このメインキャラ以外にも、本作に登場する者はみんなクレイジー。
考え方も行動もぶっ飛んでいるので、見ていて頭がおかしくなります。
例えば、
ボブが転んで床のトゲが指に刺さってしまうシーン。
まずボブはトゲに対して、
トゲ君、知り合いになれて嬉しいけど…
と斜め上を行くポジティブ発言。
指に刺さったトゲにも感謝するポジティブさ。
ポジティブを通り過ぎて狂っています。
残酷シーンが多い
本作が狂気じみていると言われるのは、残酷なシーンが多いからでしょう。
- 無駄に死ぬ
- よく潰れる
- 木っ端みじんになる
などの残酷な描写がよく出てきます。
スポンジボブの手足がもげるシーンもありますね。
殺した上に、証拠隠滅のために土に埋めるなんて残酷なシーンもあります。
子ども向けアニメとは思えないホラーな展開も少なくありません。
汚いシーンが多い
狂気とまではいきませんが、よく出てくるのが汚いシーン。
- 腐ったもので作ったバーガーを食べさせる
- 臭い匂いを嗅がせる
- 床に這いつくばって食べる
このように、食事中には見たくないシーンがよく出てきます。
また、
- 汚い靴下
- 歯磨きしていない口の中
- 汚れた脇の匂い
などなど、臭い系も多いですね。
NHKで放送されているのはちょうど夕飯時ですが、あまり見ながら食べたくないですね。
コロナを皮肉ったエピソードがある
2021年に配信中止になった、
Kwarantined Crab(シーズン12)
というエピソードがあります。
ボブの働くレストランで新ウイルスが発見され大騒ぎ、というストーリーです。
- 感染者たちが仲間外れにされる
- 感染者たちが冷蔵庫に閉じ込められる
- 店の客が隔離される
こんな恐ろしい描写があったそうです。
新型コロナを皮肉った内容だと問題になり、配信が中止されました。
まさにコロナの恐怖を描いた回ですね。
パンデミックの最中にこれを配信しようとしたとは狂気じみています。
下着泥棒のエピソードがある
こちらも「頭おかしい」と言われるエピソード。
シーズン3の下着泥棒エピソードです。
スポンジボブが友だちと一緒に女性の家に忍び込み、下着を盗むというもの。
こちらもコロナ皮肉りエピソードと共に配信中止になっています。
スポンジボブを見ると集中力が低下する?
狂っている、頭がおかしいと言われるスポンジボブ。
なんと、このアニメを子供が見ると集中力が低下するという研究結果があるのだとか。
2011年にネット上で話題になったそうです。
研究を行ったのはバージニア大学研究者チーム。
60人の4歳児にスポンジボブのアニメを見せたところ、
「集中力」「自制」が必要になる作業が苦手になる
ということがわかったのです。
じっとして何かをするのが苦手になるということか
しかし実験が行われたのは4歳児です。
実際に見るのは4歳以上だから問題ない
というツッコミも多かったようです。
教育に悪いのになぜNHKで放送されている?
あまり教育に良くない要素が多いとされるこのアニメ。
それではなぜ、そんなアニメがNHKで放送されているのでしょうか。
その理由を探ってみましょう。
ポジティブさに元気をもらえるから
不気味なほどポジティブなスポンジボブ。
そんな彼を見ていると、なんだか元気をもらえる感じがします。
- 失敗も
- 嫌なことも
- 周りからの嫌がらせも
すべて明るく受け止めて突き進むボブ。
このアニメを見ると、嫌なことも吹っ飛んでしまう
仕事で疲れた時に見ると元気になれる
そんな意見も多いようです。
友情がちゃんと描かれているから
本作のほっこりポイントは、ボブとパトリックとの友情です。
教育に悪いと言われるアニメではありますが、
彼らの友情は子供にも見てほしいですね。
しかも、
狂気じみたシーンばかりの中に、友情エピソードがちょっと入るからいいんです。
バカバカしい話やぶっ飛んだ話の中に盛り込まれる彼らの友情。
日本のアニメのようなわかりやすい友情ではありませんが、それが本作の魅力と言えるでしょう。
子供にわかりやすいから
本作に登場するキャラは、
- めちゃくちゃポジティブなボブ
- めちゃくちゃ人嫌いなイカルド
など、みんな極端です。
話の内容も極端なものが多いのですが、そのわかりやすさが子供にウケているようです。
だから子供からの人気が高いのかもしれませんね。
暴力や汚いシーンも多いアニメですが、極端な描写が多いのでわかりやすいです。
- 暴力はダメ
- 汚いことはしちゃダメ
- 食べ物を粗末にしちゃダメ
などと子供に教えられるところも良いですね。
もしかしたら、教育に良いアニメなのかもしれません!
日本にはないテイストが面白いから
アメリカでは「サウスパーク」などブラックテイストのアニメがたくさんあります。
しかし、日本人にはあまり馴染みがないですよね。
逆にその日本にはないテイストが面白いのでしょう。
ただのドタバタアニメではなく、
- シュールな笑い
- 自虐ネタ
などが盛り込まれているため、大人でもハマる人が多いようです。
スポンジだからOK!という意見も
手や足がもげたり、ペチャンコになるなど、痛々しいシーンが多いスポンジボブ。
しかし、彼は人間ではなく「スポンジ」です。
あくまでもスポンジが変形したり壊れたりしているだけ。
子供にも「スポンジだから」と言えば大丈夫
という意見も見られました。
でも、やっぱりボブが痛めつけられるのは痛々しいけどね…
まとめ
今回はスポンジボブが狂気じみてて頭おかしいと言われる理由や、
教育に悪いのになぜNHKで放送されているのか、その理由についてまとめてみました。
狂っているアニメであることは確かです。
しかし、すべてが「教育に悪い」わけではなく、魅力的な要素も多いアニメと言えるでしょう。
根強いファンが多い理由がわかった気がしました。
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